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新製品のお知らせ – 特許技術 独自のAI(人工知能)搭載 調剤監査システム「audit®-i(オーディット・アイ)」を新発売

株式会社コンテックは、調剤監査システムaudit®-BCRの後継モデルを開発、独自の特許AI(人工知能)技術を搭載した調剤監査システム「audit®-i(以下、新製品)」として、2023年秋より出荷いたします。

audit®-i(オーディット・アイ)」イメージ

調剤薬局を取り巻く環境が変化し、薬剤師の対物業務から対人業務への移行が進められ、「遠隔服薬指導」「医薬品送付」など、より一層の地域医療連携、対人業務の強化が薬剤師に求められています。新製品は、業務フローを大幅に変更せず、素早く簡単に処方された薬の種類と数量を識別し、記録を残すことで従来の業務時間の圧縮や薬剤師の精神的な負担を軽減します。
 audit®-iは、薬剤の種類・数量を同時に識別して薬の取り間違いなどの調剤現場で抱えるリスクを低減、累計約2,000件の採用実績を誇る調剤監査システム audit® シリーズの最新モデルです。従来モデル(auditBCR)から質量1/2、高さ1/2の軽量コンパクトサイズ(体積比60%減)を実現しました。

新製品は、薬剤種類判別の機能にAIを応用した当社の特許技術 (特許登録第7274529号) を採用しています。通常、AIによる新たな薬剤の追加学習には12時間(※)を超える時間が必要となり実用困難となりますが、特徴抽出処理を行う当社独自の技術により、薬剤判別の精度と処理速度を下げることなく再学習時間を3秒以下に短縮させることに成功しました。

また、新製品は、クラウドサービス「audit cloud」を利用することで、マスタデータをオンラインから取得することが出来ます。最新の薬剤データを監査に反映・利用が可能となり、医薬品の包装デザイン変更等のマスタ反映や、従来モデルにて手間がかかっていた導入時のマスタ登録の手間が大いに緩和され、複数店舗への導入時にも、マスタデータの共有が可能です。
新製品は、「薬剤師の皆様の業務負担軽減に役立ちたい」「調剤過誤を無くしたい」「調剤監査精度を上げたい」といった思いを凝縮させたシステムです。
※ 当社実験データより

【主な特長】
■AIと人の目でのダブル調剤監査を実現

独自開発のAI技術を採用。画像判定とバーコードによる薬剤の確認、重量計測による錠数確認を一度に行います。スピーディーかつ精確な監査が可能。一人薬剤師店舗でもダブルチェックを実現。ヒューマンエラー防止などの役に立ち、薬剤師の精神的な負担軽減に役立ちます。

■場所を選ばないコンパクト設計
高さ36センチ、奥行き32センチのコンパクトなボディーは設置場所に困りません。基本的に本体のみで薬剤・数量の監査が可能で別途モニターなどの設置は必要ありません。

■「監査記録」を全て自動で保存
監査作業を実施することで自動的に監査記録が保存されます。過去の調剤内容を画像で確認できるので、患者様からのお問い合わせにも安心して対応できます。